市立岡谷美術考古館では、岡谷市にゆかりのある美術作家の皆様ほか、地域の皆様より、多くの作品をご寄贈いただいて参りました。その作品は、1970年の開館以来、現在に至るまで840点あまりとなっています。
そのうち近年に新しく寄贈を受けた作品を、令和6年11月14日から令和7年2月2日まで開催の「新収蔵作品展 1」 に続いて展示します。
岡谷の洋画界の礎を築いた髙橋貞一郎と野村千春の作品は、近年まとまった数のご寄贈を受けました。それぞれ、画業のさまざまな時期の特徴がよく表れた作品を収蔵することが叶い、コレクションがより充実することとなりました。また、原村出身の書家で、岡谷の書家たちにも大きな影響を与えた津金寉仙の自作詩屏風もご寄贈いただきましたが、非常に見ごたえのある作品です。
本展では、多くの新収蔵作品の中から、一部をご紹介します。なお、新収蔵作品の中には、最近の展覧会ですでに公開したものもございます。それらの作品は、保存のため、今回の展示を割愛させていただきました。
作者および寄贈者の皆様に、心より感謝の意を表します。
会期:2月6日(木)~4月14日(月)
休館日:毎週水曜日、祝日の翌日
開館時間:10:00~18:00
入館料:一般370円(260円)、小・中学生160円(110円)
※4月1日より入館料が改定となります
一般420円(290円)、小・中学生180円(120円)
※( )は10名以上の団体料金
※諏訪6市町村に在住・在学の小・中学生、岡谷市内に在住・在学の高校生は無料です