昭和46(1971)年4月15日に岡谷市指定史跡となった「スクモ塚古墳」は、本年指定55年を迎えます。岡谷市史には「市民が守ったスクモ塚古墳」と記載があるように、この指定は今から約半世紀前にこの古墳の重要性を理解し、文化財保護を実践した一般市民と研究者の地道な努力によるものです。遺跡は現在史跡公園として保存され、市民の憩いの場となっています。出土遺物は人骨や直刀、須恵器などの副葬品がみつかり、大半は長地小学校へ寄贈されました。しかし同校の火災で焼失し、残されたのは本館に収蔵されていた一部のみとなってしまいました。
これを受けて市立岡谷美術考古館では、スクモ塚古墳から出土した土器や鉄剣類を、発掘調査時の写真や解説パネルとともにご紹介します。実物の資料をみることで改めてスクモ塚古墳の重要性を知るとともに、岡谷市にある貴重な文化財を後世に受け継ごうという意志を感じていただけますと幸いです。
会期:令和8年4月29日(水・祝)~令和8年7月11日(土)
休館日:毎週水曜日、祝日の翌日(4月29日、4月30日、5月6日は開館)
開館時間:10:00~18:00
入館料:一般420円(290円)、小・中学生180円(120円)
※( )は10名以上の団体料金
※諏訪6市町村に在住・在学の小・中学生、岡谷市内に在住・在学の高校生は無料です







版画家・武井武雄の故郷であり、信州の版画活動の原点ともなった「双燈社版画部会」が誕生したここ岡谷市は、昭和29年頃から版画教育についても盛んに行われるようになり、全国小中学校版画コンクールでの入賞者を輩出するなど、全国的にも注目を集めてきました。この伝統は受け継がれ、市民による版画制作、学校現場での版画教育は、現在でも広く行われています。






