平成26年度市立岡谷美術考古館収蔵作品展Ⅱ「辰野登恵子~不毛なものたちの世界~」を開催いたします。
現在も幅広く活動を続ける岡谷出身の作家、辰野登恵子。画家としてのスタート時から一貫してあるコンセプトに「連続性」というものがあります。ノートの横線、原稿用紙のます目や網点などに見られる“同じもの”の無味乾燥な連続、そういったものを辰野は「不毛なもの」と呼び作品に描いてきました。
本展では、「辰野登恵子~不毛なものたちの世界~」と題しまして収蔵作品12点と新しく収蔵されました作品10点をあわせてご紹介いたします。永遠のテーマとして描かれてきた「不毛なものたち」にスポットを当て、辰野が描きたかった現代絵画の世界をどうぞご鑑賞ください。
会期 平成26年1月23日(木)~平成26年5月12日(月)
会場 市立岡谷美術考古館2階美術展示室