岡谷市出身の根岸芳郎は、色彩だけで構成される絵画を描く、現代アートの作家です。
根岸の作品は、色とりどりの美しいグラデーションが特徴で、見ているとその色彩の世界に包まれているような感動があります。
根岸は1970年代にボストンに留学し、アメリカ発祥のカラーフィールドペインティングに出会いました。カラーフィールドペインティングとは、人物・風景といった「何か」を描くのでなく、色彩だけの画面によって雰囲気のある「場」を作ろうとする現代アートの一種です。根岸は、日本で初めてそれを実践した作家の一人です。
本展では、武蔵野美術大学時代からボストン留学時代をへて現在まで、根岸の画業の変遷をたどります。
会 場: 市立岡谷美術考古館
休館日: 毎週水曜日、祝日の翌日
入館料: おとな(高校生以上)500円 こども(小・中学生)250円
団体 おとな(高校生以上)350円 こども(小・中学生)150円
※10名以上
諏訪郡内6市町村小中学生、岡谷市内の高校に在校、在住高校生は無料
◆関連イベント◆
■対談(無料)
木下長宏(美術評論家)・根岸芳郎
10月9日(日)15:00~16:30
■作家によるギャラリートーク
9月17日(土)10:30~11:00(要入館料)
10月2日(日)15:00~15:30(要入館料)
11月3日(木・祝)14:00~14:30(開館記念日のため無料)
■ミュージアム・コンサート(無料)
9月30日(金)18:30~19:10(当日は20:00まで開館)
懐かしの映画音楽(サックス 佐藤典夫・ピアノ 中嶋由紀子)
10月16日(日)15:00~15:40
ジャズ・ライブ(JIVA ZERO)
11月3日(木・祝)15:00~15:40
ジャズ・ライブ(Alex Jazz Group)