近年、縄文時代は、世界に類まれな日本列島特有の文化が花開いた時代として注目が集まっています。
なかでも岡谷市が位置する中部高地は、縄文の遺跡が格段に多く、そこから発掘された土器・土偶等の遺産は多種多様で、豊かな縄文文化が育まれていました。
本展では、写真家 滋澤雅人氏が撮影したこれら縄文遺産の写真を一堂に展示いたします。滋澤氏は、縄文時代の灯火の明るさで見た土器や土偶を、荘厳なモノクロームの写真に映し出します。
今回、新たに当館所蔵の国指定重要文化財、顔面把手付深鉢形土器(海戸遺跡出土、縄文中期)を撮影していただきました。実物も常設展示されておりますので、同時にご覧いただけます。太古に生きた匠の技を、迫力あふれる写真でお楽しみください。
会 期: 平成29年7月15日(土)〜9月10日(日)
会 場: 市立岡谷美術考古館
休館日: 毎週水曜日、祝日の翌日
入館料: おとな(高校生以上)500円 こども(小・中学生)250円
団体 おとな(高校生以上)350円 こども(小・中学生)150円 ※10名以上
諏訪郡内6市町村小中学生、岡谷市内の高校に在校、在住高校生は無料
★関連イベント
講演「秘める太鼓のイブキ」
語り:写真家 滋澤雅人
日時:8月5日(土)午後1時30分~3時30分
申し込み不要、要入館料