2017年12月26日~2018年1月12日作家たちの版画年賀状(終了しました)

戦後の岡谷で結成された文化団体  双燈社(そうとうしゃ) 版画部会の会員と、水彩画家 早出守雄の、1948年から1971年にかけての版画の年賀状を展示しております。

干支や正月の風物を題材にした和風の作品もあれば、抽象的でモダンな作品など、小さいながらも個性豊かで美しい年賀状がそろっています。双燈社で、画家ではない人々が気軽に版画を楽しんでいた時代の雰囲気を感じていただける作品や、その一方で、画家ならではの洗練されたデザインも楽しんでいただけます。

場所:岡谷美術考古館1階 交流ひろば
入館無料
開館時間:10:00~19:00
展示期間:1月12日(金)まで
休館日:水曜日、平成29年12月29日~平成30年1月3日、祝日の翌日

※ 双燈社とは、戦後まもなく、岡谷に帰郷していた武井武雄が、すさんだ人々の生活を明るくしようと、西堀地区の人々とともに結成した文化団体です。その版画部会では武雄が講師となり、武井吉太郎や小口作太郎、増沢荘一郎など多くの版画作家を育てました。月に1回、例会を行い、毎回異なるテーマでハガキ大の作品集を作りました。テーマは花、諏訪風物、人物、冬のスポーツなど、年賀状のほかにもさまざまな作品集が残されています。