1938年、岡谷市海戸遺跡で、小さな発掘調査が行われました。
期間はわずか3日ばかりでしたが、ほぼ完全な形に復元できる土器21点が発見されるという大きな成果を上げました。その後、出土した土器は京都大学総合博物館に収蔵され、岡谷を離れることとなりました。
それから約90年の時を経て、このたび岡谷へ里帰りします。
海戸遺跡は小尾口区に位置する、岡谷の縄文時代を象徴する遺跡です。国重要文化財に指定された顔面把手付深鉢形土器が出土したのもこの場所です。今回里帰りする土器は、岡谷市史にも掲載されており、縄文時代の人々の豊かな造形感覚を今に伝えるものです。
その発見の背景には、このとき海戸遺跡を調査した考古学者・酒詰仲男氏の存在がありました。発掘当時の写真や著書、経歴から、海戸遺跡の調査に関わった人物の足跡もご紹介します。
約90年の時を経て岡谷に戻った土器と、発掘調査に携わった人々の記録を通して、海戸遺跡の歴史と岡谷の縄文文化に思いを巡らせていただければ幸いです。
会期:令和8年11月28日(土)~令和9年1月25日(月)
休館日:毎週水曜日、祝日の翌日、令和8年12月29日~令和9年1月4日
開館時間:10:00~18:00
入館料:一般580円(420円)、小・中学生290円(180円)
※( )は10名以上の団体料金
※岡谷市・諏訪市・茅野市・諏訪郡内に在住または在学の小・中学生、岡谷市内に在住または在学の高校生は無料です
関連イベント:学芸員によるギャラリートーク
①令和8年12月6日(日)午後2時~2時30分
②令和9年1月17日(日)午後2時~2時30分
※2回とも内容は同じです。
※ 要入館料、申込み不要



