過去の展覧会


特別企画展「今に生きる縄文」(終了しました)

今に生きる縄文狩猟採集に生活の基盤を置いた縄文人。中部高地の岡谷市内からも、遠い祖先の生活の痕跡が数多く出土しています。現代とは大きく異なる生活をしていた縄文人ですが、彼らが作り出した土器や土偶などの独特なデザインは現代の人々を魅了しています。
本展では「今に生きる縄文」として、縄文をモチーフとした現存作家の絵画や工芸などの作品をご紹介します。現代において、縄文時代の遺物は学術的な資料であるだけではなく、現代人の感性に訴える芸術的な面を持ちます。遥かな時を越え、現代の作家の手によって新たによみがえった芸術をお楽しみください。

会期:10月22日(木)~2021年1月11日(月)

休館日:毎週水曜日、祝日の翌日(11月24日(火))、年末年始(12月29日(火)~1月3日(日))

開館時間:10:00~17:00(コロナウイルス感染拡大防止のため開館時間を短縮しております)

入館料:一般520円(370円)、小・中学生260円(160円)

※( )は10名以上の団体料金

※諏訪6市町村に在住・在学の小・中学生、岡谷市内に在住・在学の高校生は無料です。

◆展示作家

安藤 泉、飯島 美楠子、飯山 和俊、伊藤 彰敏、伊藤 傳、今井 佳子、上田 久乃、牛山 和雄、大戸 ゆきえ、  小口 隆史、たかはし びわ、中野 侚子、林 湜和

 

◆関連イベント(美術展示室)

11月3日(火・祝)午後1時30分~

ギャラリートーク

作家の皆さんと縄文をテーマにお話ししませんか?お気軽にご参加ください。

要申込み(申込み開始:10月22日(木)から)

入館無料(開館記念日のため)

定員:20名

 

◆関連展示(考古展示室)

園山俊二 原画展示

漫画家 園山俊二によって描かれた、縄文の村の生活の絵を展示します。


髙林宏巳 油彩 こころの風景展(終了しました)

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《イメージ》

会期:10月8日(木)~13日(火)

開館時間:午前10時~午後5時

※最終日は午後3時30分まで

会場:岡谷美術考古館1階 企画展示室

入場無料


第64回 花岡哲象 絹本日本画展―古希からの一歩―(終了しました)

会期:9月18日(金)~22日(火)

開館時間:午前10時~午後5時

会場:岡谷美術考古館1階

入場無料

◆ギャラリートーク

9月20日(日)午後2時~


収蔵作品展「没後80年 武井直也のいた時代」(終了しました)

53.武井直也 黎明 1938年

武井直也≪黎明≫1938年、大理石

9月13日(日)まで開催の特別企画展「武井直也のいた時代」に引き続き、会場を縮小して同名の収蔵作品展を開催します。

特別企画展では、武井直也とともに、清水多嘉示ら、ゆかりのある彫刻家の作品をご紹介しましたが、本展では、当館収蔵の武井直也の作品のみを展示します。

会期:9月17日(木)~10月18日(日)

休館日:毎週水曜日、祝日の翌日(9月22日(火)は開館)

開館時間:10:00~17:00(コロナウイルス感染拡大防止のため開館時間を短縮しております)


橋原遺跡 弥生後期の農耕集落(終了しました)

IMG_5551弥生時代後期の農耕集落、橋原遺跡(岡谷市川岸)は、伊那谷への入り口に位置し、交通の要衝であるとともに、西からの稲作文化にいち早く接した地域でもありました。ここからは、48ℓもの炭化米や、さまざまな食物の炭化種子が発見されています。

本展では、これらのほか、土器や鉄製品などの生活用具もご紹介します。

 

休館日:毎週水曜日、祝日の翌日

開館時間:10:00~17:00(コロナウイルス感染拡大防止のため開館時間を短縮しております)


特別企画展「没後80年 武井直也のいた時代」(終了しました)

51.風神 1930年頃 1

武井直也≪風神≫1930年頃、ブロンズ、岡谷美術考古館蔵

岡谷市出身の彫刻家 武井直也(1893-1940)は、東京美術学校彫刻科在学中から日本美術院展に入選、1924年にはフランスに渡り、グランド・ショーミエールでブールデルに師事しました。1932年には日本美術院同人となりますが、36年に院を離脱、日本彫刻家協会を設立し、翌年より文展でも活躍します。キュビズムを取り入れた作品や、レリーフ、大理石彫刻など、新たな表現方法や材質を意欲的に試み、創作の幅を広げていきますが、47歳で急逝しました。

このように多様な作品を数多く残した武井ですが、その作風の変遷をたどると、その時代の影響を少なからず受けていたことが窺えます。たとえば武井が所蔵していた1920~30年代のヨーロッパの美術雑誌や彫刻作品集からは、武井の作品との共通点を見出すことができます。
本展では、武井直也の彫刻作品を、時代性に着目してご紹介します。また、子息で同じく彫刻の道に進んだ武井斌、同時期にブールデルに師事した清水多嘉示、彫刻講習会で教えを受けた大和作内・小沢重武ら、ゆかりのある郷土の彫刻家の作品も展示し、彼らと比較した直也の個性にも注目します。

会期:8月8日(土)~9月13日(日)

休館日:毎週水曜日、祝日の翌日(8月11日(火))

開館時間:10:00~17:00(コロナウイルス感染拡大防止のため開館時間を短縮しております)

◆関連イベント

■8月22日(土)

講演会「アートの揺籃―大正期の信州諏訪」

講師:黒川弘毅氏(武蔵野美術大学彫刻学科教授、彫刻家・保存修復家)

 


令和2年度 収蔵作品展Ⅰ 志村一男 新収蔵作品展(会期を延長しました)

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《静物》1980年

諏訪市四賀に農家の長男として生まれた志村一男(1908-1981)は、10歳のときに通っていた四賀小学校で岸田劉生展を見て感動し、画家を志しました。
家業のかたわら独学で絵を描いていた志村は、矢崎牧廣と知り合い啓発され、冬季のみ春陽会洋画研究所に通い研鑽を積みます。
1930年協会展、独立美術展に入選を果たしたのち、中川一政に師事、春陽会を中心に活動しました。
やがて東京を拠点に、故郷の諏訪地域を行き来しながら、身の回りの食品や器を題材とした静物画、多摩川の河原や八ヶ岳山麓の田園風景を描き続けました。
決して時流に流されることなく、対象から受ける感動を実直に表すという制作姿勢は生涯を通して一貫していました。

このたびは、新収蔵作品を含めたコレクションをご紹介いたします。
なお本展は、諏訪市美術館との共同開催です。会期中、諏訪市美術館の入館券(半券)をご提示いただくと、団体料金に割引いたします。

●会 期:令和2年6 月1日(月)~8月2日(日)

●休館日:水曜日・祝日の翌日

●入館料:一般370円(260円) 小中学生160円(110円)

( )内は10名以上の団体料金

※諏訪郡内在住・在学の小・中学生、岡谷市在住・在学高校生は無料

 

 


収蔵作品展Ⅲ 春をいろどる 花の絵画展(終了しました)

野村千春《見上げた桜》

野村千春《見上げた桜》1991年

花は古来より人々を魅了し、親しまれてきた身近にある自然の美です。季節ごとに咲く色とりどりの花は、鑑賞するだけでなく、壁画や紋章、模様の絵柄としても親しまれ、数多くの画家によって作品のモチーフにもされてきました。
岡谷市に縁のある画家たちの絵の中にも花の絵は多く見られます。本展では今井章雄、織田昇、田中隆夫、野村千春、花岡哲象、林勇、松井緑、宮原麗子の8人の画家が描いた春に咲く花の絵を紹介しています。彼らの作品の対象は、古来より日本で親しまれてきた桜、梅、椿や、岡谷でも生産がされているラナンキュラスといった、庭や公園など生活の中で身近に咲く花が多く描かれています。
今年は各地で雪不足となる暖冬となり、例年よりも春の訪れがはやいと言われております。春を感じるのは陽気や日の長さ、そして花の開花。厳冬の信州で育った8人の画家たちの目に春を告げる花はどのように映っていたのでしょうか。
本展では8人の画家それぞれの視点と表現によって描かれた絵画をとおし、冬の終わりと春の訪れを感じる春の花も紹介します。ぜひ、絵画のお花見をお楽しみください。

 

●会 期:令和2年3月5日(木)~5月10日(日)

●休館日:水曜日・祝日の翌日

●入館料:一般370円(260円) 小中学生160円(110円)

( )内は10名以上の団体料金

※諏訪郡内在住・在学の小・中学生、岡谷市在住・在学高校生は無料


2019 体験的絵画講座「作品展」(終了しました)

IMG_8440◆会期/3月5日(木)~30日(月)

◆会場/1階 交流ひろば

◆入館料/無料

◆開館時間/午前10時~午後7時


若手アーティスト育成公募展「挑戦そして飛躍」「クボタノブエ / Powder Snow in March」(終了しました)

SKM_C30820022714531この度、岡谷市ゆかりの若手アーティストまたは若手グループに対する支援や育成を行うために、「若手アーティスト育成公募展 挑戦そして飛躍」を開催することになりました。第2回目の展示作家は、グラフィックデザイナー・イラストレーターのクボタノブエを選定いたしました。
岡谷市出身のクボタは、女子美術大学でグラフィックデザインを専攻、在学中よりグラフィック制作を始めました。日常のなかで目にした風景や人をはじめ、故郷 岡谷にある遺跡や公園に着想を得たグラフィックデザインも制作しています。その作品は、水彩画のようなにじみをもつ色面や点描で構成され、美しい色合いと透明感のある、おおらかな世界観を持っています。
東京を中心に個展やグループ展を多数開催するほか、Webマガジンやフリーペーパーなどにも挿絵を提供しています。
クボタの作品には、日々の何気ない考えや出来事を大切にし、真摯に生きる姿勢が現れています。その作品を多くの方々に楽しんでいただくとともに、今後の作家のさらなる飛躍を応援していただければ幸いです。

 

◆会期 2020年3月1日(日)~3月27日(金)

※3月2日(月)は臨時休館

◆会場
市立岡谷美術考古館1階 企画展示室

◆入 館 料
無料

◆開館時間
 午前10:00~午後7:00

◆作家在廊期間 3月15日(日)~22日(日)

2018_裏庭

2018年 裏庭

2016年_海戸遺跡02

2016年 海戸遺跡 タイポグラフィ