2018年4月26日~6月24日開館5周年 収蔵作品展Ⅰ 墨の世界 東洋の美

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天竜道人《鳥》(六曲屏風、部分)

墨の濃度や筆づかいでものの色彩や質感、空間までも描き出す水墨画、文字だけでその場の空気や情景を現出させる書など、東洋では墨を中心とした多彩な表現が生み出され、発展してきました。

 

これらの分野は、幕末から明治にかけて日本に入ってきた西洋画の影響を受け、また現代的な要素も取り入れながら、その独特の世界観は今に受け継がれています。

 

本展では、書や水墨画をはじめ、東洋的な技法や発想によって制作された作品を一堂に展示します。西洋画とはまったく異なる立脚点や背景をもつ東洋の美をごゆっくりお楽しみ下さい。