炎は、古来より日々の生活手段として、崇拝・信仰の対象として、時には脅威として、いつの時代でもさまざまな形で人間と密接に関わってきました。また、炎はしばしば芸術作品のモチーフにされることもあるだけでなく、金属鋳造や焼物の焼成など、炎の力によって多彩な作品も生み出されています。
本展では、美術と考古の両方を結ぶ視点から、炎をモチーフとして作られた絵画作品のほか、縄文土器など炎を用いて制作された考古遺物や、現代の工芸作品を展示いたします。炎にまつわる表情豊かな芸術表現の数々をお楽しみください。
◆会期/2019年6月20日(木)~8月16日(金)
◆会場/2階 美術展示室、1階 企画展示室
◆入館料/一般500円(350円)、小・中学生250円(150円)
※( )は10名以上の団体料金
◆開館時間/午前10時~午後7時