現在、考古展示室で大型粗製石匙(おおがたそせいいしさじ・せきひ)を展示中です。石匙はつまみ状の小突起をもつ刃物の一種で、縄文時代早期に出現し、わずかながら晩期にも見ることができます。動植物の切断や皮剥ぎ、骨角器の製作具など、幅広い用途で使用されたと考えられ、大型粗製石匙は草取り鎌と想定されています。今回展示している大型粗製石匙で最大のものは目切遺跡のもので、幅が15㎝以上もあります。この機会にぜひ、実物をご覧ください。
※写真右下の定規は30㎝
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